お気に入りタックル評価と鮃釣り

ヒラメを釣りたくてに船に乗って沖へ。

この季節だから、ヒラメは寒鮃。
年末にチョット贅沢な魚の宴をしたかったので真鯛釣りにするか、ヒラメ釣りかを天秤にかけて、今年はヒラメで納竿を選択!

さてフィールドは冬の海。
天気晴朗、なれど波高し・風強し・結構寒し。
コレで釣れなきゃ、修行 on the 釣り船で今年の船釣りは終了(>_<)

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そもヒラメはフィッシュイーターなので、釣り方は活き餌を使います。
ヒラメの釣りエサで有名なのはイワシ。
イワシのノマセ釣り。

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そしてヒラメはイキナリ、ガブリとは嚙みついてはくれずに、中々針掛しない獲物。
なので、イワシには親針とは別に、イカリ状のギャング針を背びれか尾びれに刺してミッション開始。

※ヒラメ仕掛けは釣具屋さんでも販売されています。出来れば青物がゲストで登場するかもしれないので、そんなフィールドなら迷わずハリスは10号以上がおススメ。

※親針は口元のかたい部分を深く刺すイメージで刺せば途中で針ハズレが解消。素早くシッカリ差し込んでイワシに負担をかけない事が釣果アップに・・!

※ウロコをなるだけ落とさないのも注意したい処。何故ならヒラメに狙われる時ウロコを剥がしてでも逃げようとしてイワシは頑張ると言われているから。一方でヒラメの方も散在しているウロコで釣れやすい環境が仕掛け付近で・・・?(^◇^)

※マゴ針は親針の近くに施した方が良いようです。なぜならイワシの活動をなるべく妨げない様にというのが発想。くわえて小さなイワシなら口を塞ぐように親針を口の下から上にかけて通せば長持ちする様です。

今回は潮の流れがスタンダードだったので、オモリは60号。
流れの強い時は80号の普通の六角オモリで・・・。

エサのイワシは釣り船屋さんが調達してくれるのを使うのがコノ釣りの基本。
出来ればイワシは大きい方が釣果は良い様です!

ヒラメの住処は、概ね漁礁や砂と岩や石が混在した海底なので(地球を釣らない)根掛かりしない様にオモリが底に届いたら即、30~50㎝ほど上げて待機。

この時、イワシの挙動(暴れ具合)が獲物のかかる前ぶれ。
激しく動き回る振動が手元に伝わる様なエエ竿なら釣果も断然アップ!

イワシが弱ってきたら、竿を上下したり棚取りを頻繁に行って、次の船長の竿上げの合図までジックリポイントを狙い尽くすのも釣果アップの一つの回答。

ヒラメの目前にイワシをちらつかせるイメージで誘う様にして待つワケです。
常に海底を意識しながらオモリが底を着かず離れず状態で、ベイトがその上を泳いでいるイメージが釣れやすい状況です。

針掛かりしたら、しばらくは綱引き状態で針掛かりするまでドキドキワクワクタイム。
ヒラメ40の所以・・・40秒はヒラメがエサをシッカリくわえるまでの時間。

ヒラメがかぶりついて自分の住処へ引きずり込もうとするイメージで、竿がググーッとシナったらゆっくり合わせて、巻き上げレバーを握りつつ竿を上げてみると・・・?

そのまま上がってくる様なら、釣り糸が弛まない様にゴリゴリ糸巻き開始。
相手が底へ底へと引き込む間は、竿の曲がりを使ったり、ドラグの調整で糸が切れない程度に出る様にしておけば、ジリジリと糸が出されて行き、この時は巻かずにジッと我慢。

この時コソが、釣り人の興奮度絶頂タイム(^◇^)
「コリャデカイかも!?」
・・・となるワケです。

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船上でヨッシャ~!!のひと時。 コレで今年はエエ正月を迎えられる・・・ルル~♪ ・・・の至福の画像一枚(^_^)v

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帰宅後自前でヒラメを5枚に捌く時の注意もついでながら・・・。縁側を丁寧に取れる様にヒレと身の間に包丁の切れ目をシッカリ入れる事。この程度だと縁側も味わえそう。

ヒラメのお刺身は薄く斜めに削ぎ切りするイメージでやってます。
口中ヒラメ独特の味が引きずる、サスティーンを想像して・・・(^◇^)

加えて、寒鮃の大きいのは兜煮も絶品!!
頭を切り落とす時、胃袋と腸、キモを付けたまま取り出して、胃袋と腸に包丁で切れ目を入れて中身を洗い出します。

背骨に就いた身も一緒に甘辛く煮込むワケです。
根魚の大部は捨てる処殆ど無しで、しゃぶりつくのが自然への礼儀というモノ・・?
食いしん坊なアングラ~の美味しい魚の食し方なのです。

蛇足ながら、今回のマイフェイバリット・タックルのご紹介。


ダイワ(Daiwa) 船竿 ベイト 極鋭 ヒラメ AGS H-265 釣り竿

感度は良好、堅牢で使い易いの三拍子揃ったヒラメ船釣りに特化したロッド、「極鋭 ヒラメ AGS H-265」。
とは言え、来年のノマセ釣り全般での活躍が期待出来そうなエエ竿というのがマイ・インプレでした。


シマノ (SHIMANO) ベイトリール 15 オシアコンクエスト 300HG 右ハンドル

軽量・堅牢・手に馴染む、使い心地抜群の両軸リール「オシアコンクエスト 300HG」。
使って楽しい両軸リール。

メカニカルかつ精巧でコンパクトなギアが駆動して、シルキーな巻き上げ感を実感できるリール。
所有する喜びを感じさせてくれるメタルで趣味性のある両軸リールは最早、インプレッションから確固たる事実としてマイ脳内にインプットされています(^◇^)

これらのタックルで、まるでヨダレを垂らしニヤニヤしながら・・・?、船上でヒラメと対峙。
チョット変人アングラ~な雰囲気・・・?(>_<)

実際は、船上での非日常でのストレス解消な独りコメディーショーの一場面の様なご想像。